ドラオが欲しいという人現る
( `・ω・) ウーム…世の中捨てたもんじゃない。
かつて、うちの一部を間借りしていたある意味猫おばさんである人が、「猫を捨てる人は多くても、拾う人なんて滅多にいない。」
と、豪語していた。
ということは、見捨てられた野良猫の子猫を拾ってばかりいるわたしは変異種なのか?
心配になったが、ナニ、そんなことはありません。
最近は郵便局ばかりでなく、運送会社がメール便なるものを配達するようになった。
そのメール便配達要員のオジサマが、現在所有猫ゼロ匹となったので、その猫、つまりは気まぐれにうちの番猫を務めるドラオを1匹所有猫としたい。つまり、ドラオを引き取りたい。と言いだしたのだ。
いえいえ、ドラオはわたしの猫ではなく、自由猫あるいは野良猫。うちの家猫としても丸ごとOKなのだが、本人ならぬ本猫が気が進まないらしく、シーバや銀のスプーン、牛乳で釣っても一向にうちに入って来ようとしない。
自由猫、もしくは地域猫またの名を野良猫(たぶん、ドラオの飼い主は不慮の死を遂げたのだ。)のドラオを捕獲できる技量があるのならば、わたしはドラオが地域から消えるのは寂しいが、ドラオにとっては何より(^o^)ノ イエー!
かつて、ドラオはわたしが勤めていた保育園から見えた地域のシンボルツリー、トウヒの大木のある家の猫であったらしい。
だがその古き趣きある家はあるとき巨大な家ぶち壊し車がやってきて、あっ|゚Д゚)))つー間にぶち壊れ地球上から姿を消した。
更に、無残トウヒの大木までなぎ倒した。だが、古家より根性のあるトウヒの大木そうやすやすとは姿を消しはしなかったが、残念、トウヒvsトウヒを無きものと企てる一派は、企て組の勝ち。
トウヒすらこの世から姿を消した。
だが、姿を消さなかったのはドラオ、家出前のプクとも、旅立ち前のSPともさんざ喧嘩したが一族のボス猫カール亡き後、このテリトリーから追い出されもせずに、ある時うちの番猫、あるとき不思議な通路に居座る猫としての地位を確立した。
少女の祈り
どうもメール便配達人の話によると、ドラオはドラオでなく、あらたな名が与えられるようだ。その名もトラ、( `・ω・) ウーム…
そして、ドラオのためにも是非メール便配達人はドラオを捕獲して所有者ありの猫にして欲しい。
わたしは10年以上も前、うちの猫ランが逃げ出し、ドラオと喧嘩してトウヒの家にドラオが逃げ出したところを目撃したことがある。
ということは、ドラオは既に10歳を過ぎているはずなのだ。
そうドラオは若くない。なのでドラオのためには飼い猫となったほうがいいに決まっているのだ。
さあ、ドラオ大人しくメール便配達おじさんの家に行くのだ。美味しいもの食べさせてくれる。って、言っている。
うちに来てくれてもいいのだが、それそれドラオはプクやSP以上にランプと仲が悪いのだ。