秘密基地の向こうの家の黒猫

プクのお兄さん猫o(^・x・^)oネク

昨日迷子の黒猫発見の報が入る。物置の上にわたしが探している黒猫プクらしき猫がいる。とのことで、わたし、知らせてくれた女性と物置へと急ぐ。

だが、猫は逃げた後であった、、。

私たち盲学校のグラウンドに入り込んで、(^0^)/ナニこのグランドは元は無礼講入り込めたんだぜ!

ここです。関心にここは全然変わっていない。

グラウンドを探すも、黒き猫の姿はない。( `・ω・) ウーム…

ヤツはどこに逃げたのだ(?_?)

わたし、物置のある家の方に写真を送ってもらい。ツラツラとその写真を眺めたが工エエェェ(´д`)ェェエエ工

残念、これはプクではない。耳の怪我の状態が違う。

だがこれはプクのお兄さん猫ネクじゃあないか!!!

プクがうちに来た日

そう、今を去ること10数年前、駐車場に小さな園芸用品小屋を置いていた。あるとき、真っ黒な猫が2匹疼くまっていた。片方は若いおとなの猫、もう1匹はひどい風邪をひいた子猫。

両方とも地域猫の♀猫クロメの子供。わたし大人猫の方は別状なしと見て子猫を救出。大人猫の方もついてきて家の前で啼くので家に入れる。

2匹とも黒猫だが、大人猫のほうお兄さんは胸がポチッと白い。優しい猫だな。母さん猫のクロメはいったい何をしてるんだ。

クロメのやつこんな小さな病猫を見捨てたに違いない!

では($・・)))/兄猫はいいとして、チビ猫の方は獣医にみせなくてはならない。わたしはとりあえず、洗面所に子猫を閉じ込めて、猫トイレ、猫ご飯、水を置いておく。

チビの黒猫、餌は全て平らげ少しは元気を取り戻す、これなら大丈夫だろう。チビよ。これから医者にいくのだよ。

この時の風邪と、それ以前の栄養不良が祟ってか大人猫になってもプクは涙目が治らなかったのだが、このような経緯でプクはうちにやってきて、ネクと名づけたお兄さん猫はうちで2週間というもの、弟猫の看病をしたのだが、ある日不意にうちを出て、その頃には室内飼いにしていた駄犬コロの犬小屋にいついたのだった。

その後、わたしはネクの姿を探すもヤツはいない。

近所の人の話によるとネクは死んだ。庭の片隅で帰らぬ猫として変わり果てた姿になっていた。

そんな゚゚(゚´Д`゚)゚あんなに優しいお兄さん猫が、具合が悪かったのならばうちに来れば病院に連れて行ったのに、、、、。

わたしはお線香をつけて、ネクの旅立ちを悲しみ悔やんだ。のだが、、、。

2年前、プクが家出した当初黒猫発見の報をその時も受け、現場に急いだら?!プクではない。でも、たしかあの胸の白いポチといい、プクによく似た顔といい。

ネクは生きてたんだ。あの時の死に猫は流れ猫が行き倒れになったのだ!

推理

それらのことから推測するに、ネクが犬小屋を去った後もネクとプクは会っていたのだ。そして多分はSPとも。

プクは何かの原因でひどく驚いたのだ。それが何であるかはわからない。

分からないが、プクはうちを出てネクの元にあたかも子猫の頃のように保護を求めたのだ。SPとも一緒だったにだろう。

その後、テリトリーを移した。

プク、ネクと一緒に戻っておいで、そしてうちに来たばかりの時のようにみんなで一緒に暮らすのだ。その翌年生まれたSPは残念なことに旅立ってしまったが、、。

可愛かったSP。命日にはお墓参りに行くからね。

更に残念なことにあの盲学校のグラウンドは施錠されて入り込み禁止になっているが、構うものか時々こっそり入り込んでやるからな。

プクは帰ってくる。プク、ネクと一緒に帰ってくるのだ(=ΦエΦ=)

日溜まりの中コロコロするプク。

そうか分かったよ。お前がどうしても完全室内飼いに同意してくれなくて外にでたがったのが。

お前捨てたクロメなんかいいじゃないか(`Δ´)!と、思ってたが、SPはもとよりお兄さんのネクに会いに行ってたんだね。

ネクを連れて帰ってくるんだプク(=‘x‘=)

ある竹山の崩壊

かつて、ほんの何10日前。わたしとSPが集う竹山がうちの近くにあった。
その隣に全国唯一の私立ミッション系の盲学校のグラウンドがある。

グラウンド→竹山→広いお庭のお家。の順で並んでいた。
だがなんとΣ(゚д゚lll)広いお庭のおうちの人が「この度、ここ(庭と家)地主に返します。」
とのことで、哀れそのうちの人とも中の良かったうちのプクと妹SPは贔屓筋の家を一軒失った。

工事が入り、家は潰され整地が行われつつある。つまり工事中なのだ。
それだけならまだいい。

その隣の竹山まで竹狩り人がやってきてああーーっという間にハゲ山というかハゲ丘にされてしまった。
ピアノ教室主催者のわたしは6月になると七夕の笹をここで調達していた。
ゆゆ、許せん(`Δ´)!来年からどこで笹を手にいれりゃいいのさ!


このように竹、笹は1本もなくなった。
なくなったら、その下の地面は笹の葉で覆われとりました。
くらいまでは風流だったが、一斉にゴミの山とも化した。

大昔の宅配のヨーグルトのビンから小型ラジカセ、サイダーのビンが5個くらい、ビールのビン、乾電池、軍手その他いろいろ。

だが、ここはまだ開発の魔の手は及んでない。
更にゴミ山だろうと陽光を遮る竹がなくなったので陽当りはいい。
最近はSP工事を恐れぬ強い猫になったので、陽光あふれる南関東の冬の昼下がりを楽しんでいる。

今日の昼下がり、SPは工事を恐れず元竹山、今ハゲ山から下りてきた。

後ろ姿も美しいSP。

だが、SP最近はよく盲学校のグラウンド方面にもテリトリーを広げた。
ウワサによるとここは良い動物の住処となっている。(そうだ。)

ここの生徒たちは猫その他の動物をいじめたりしない。
何故なら盲学校だからだ。

良い子でも猫には子供は敵になりうる。それは子供と猫の認識の差がありすぎるからだ。
お子様にとっては猫と遊びたい。猫にとっては迷惑、あるいはイジメ。

ともあれ、盲学校のグラウンドと園庭は木々と緑に溢れ、狸、ハクビシンも住居としている。

だが、SPよ。ヤツらは野獣だ。
うちに来るのだ。うちにはSPの兄ちゃんもいるし、血縁猫のちゃちこもいる。
ランプだけは息子が鎌ケ谷から拾ってきたので他猫だが、きっと仲良しになれる。

だが今日もSPはわたしの差し出したご飯は食べるが、一緒にわたしの家までは来ない。
去ってゆくSP。

1度捕まえて拉致しようとしたがそれ以来抱かれそうになると逃げる。
なのでわたしは追わない。
今朝は工事現場にも霜が下りたというのに、、。

sP捕獲の日はまだ遠いか?