大学入学

呆気ない感じでAO入試が合格してしまった2006年秋だった。
だが、合格☆.。.*・゚☆サクラサク☆゚・*.。.☆した大学は東京六大学でも野球部強豪。

しかも、この年の夏系列高校というか付属高校なのかが甲子園で優勝している。
当然、その野球部員たちと息子は同期生となる。

ああ、横浜緑ヶ丘高校懐かしや。
高校でだったら、レギュラーになれたのに、、。

早々と現役で国公立や私立でも野球部あんまり強くない(失礼!)大学に入学した、横浜緑ヶ丘高校の野球部チームメイトたちは野球部に入って活躍している。

東京大学でなら神宮に出られる。と、画策したわたしであったが、あのように高校時代(いえそれ以前から)勉強よりも部活優先していた者が日本で最も入学試験が難しい大学(だよね。)の入試を突破することができるものか?

センター試験受けに行くか?
センター試験必ず雪が降る。

わたし、AO合格の大学に入学金と授業料前期納付。
とにかく4月からは大学生になれる。

公立進学校や私立中高一貫校のエースや4番が掃いて捨てるほどいる大学だと、、。

わたしが神奈川県大会4戦めの明け方夢で見た。
黄色とピンクの絞りの薔薇。

早稲田大学政治経済学部に入学決定。
この弦薔薇の名前はピース、超大輪で絵でわかるように幸せを運んでくれるような美しさ。
頑丈な品種であまり手をかけなくても大輪の花が四季咲きで咲いてくれる。

まして、5月に咲く花は大輪でもったいないくらい花をつける。

わたしは息子の大学記念植樹にこの苗を植えました。

薔薇植えシロートのわたしでもそれはそれは沢山の美しい花をつけてくれます。

ただし、綺麗な薔薇には棘がある。
花も大きいが棘もそれなりに立派、迂闊に手を出すと痛い目に遭うくらいの猫の爪様の大きな棘が生えてきます。
気をつけましょう。

2007年4月から息子は大学生。
入学式は4月1日。東京都新宿区のお天気は曇り時々晴れ、最高気温22°。
息子にも入学式用のスーツを買って、(AO入試の面接とは別に買った。)わたしはランドマークプラザのピンクハウスに行って、インゲボルグで式典用のスカートとジャケットを買った。

春が来た。
今時は、大学の入学式にも親が行くものよ。
単科大学出身のわたし学生数多い総合大学の入学式に行くわ(*´∀`*)





AO入試

息子、予備校通いで生まれてはじめて定期を使って学校通いする。

しかし、予備校に通ったからって大学に合格する保証ってあるのか?
それに県立高校の授業料と違って予備校の月謝は高価だこと。

しかし高校時代(正確に言えば1年から3年の7月23日まで)野球の練習と試合に明け暮れた日々と一変し、私服を着て再度髪の手入れは美容院にいく。

そして関心に毎日勉強している。エライ(^-^)



予備校生にも夏は巡ってくる。
横浜緑ヶ丘高校の夏の大会には予備校生とその母親のわたしとてママ友たちと観戦したが、、。

来年は大学生になってくれ、そして再度野球やってくれあまりに寂しい。

そうよ。そうだわ(☆∀☆)息子よ東大に言ってくれ(´∀`)
もともと東京六大学希望で神宮でプレーするのが夢だったんじゃないか。

東大ならば息子とてレギュラーになれるに違いない。
息子よ輝く神宮の星となるのだ☆彡

(。-_-。)わたし2003年の春からなんという進歩。

なのでわたし予備校に乗り込み、東大無理ですか?
って、聞いた。

すると予備校の先生。
「文3でよろしければ、、、。」
はあ!文3てなんですか?

偏差値とは縁なき世界で生きてきたわたし今ひとつ、今ふたつよくわからないわ。
良いわ。文3だろうと文4だろうと、目指すは学部じゃない!

野球部だファイト♪。゜+.o((◕ฺ∀ ◕✿ฺ))o

とにかく、大学入試の勉強なんてわたしが指導するのは絶対不可能の世界。
日々、予備校で勉学に励むのだ。

入学試験が終わるその日まで、、。

そのような予備校生生活ある日、息子突然。
練習試合のように本番入試前に練習試験を受けに行く。
と、言い出す。

それは予備校の模擬試験ではなく、本物の?!大学の早期試験(そんなもんがあったのか?)を受けてみる。
それはAO入試という。
そうだ。

問題は筆記に通ったら面接がある。(本当かよ?)
面接の服がないがそれは筆記が通ったら考えよう。

もう高校生じゃないので学生服で面接受けるワケにはいかなしね。
わたしは息子を手伝い一足早い願書制作を手伝い郵便局から郵送した。

突然思い立ったものでギリギリ!
間に合うように届けてくださいね。

そんな経緯で受けたAO入試、筆記試験は見事合格。
次、面接だって。もう高校生じゃないので学生服で行くわけにはいかず、かといって私服は揃えたものの面接に相応しい正装なんて持ってない。
これ機会にブレザー、スラックス、ワイシャツ、ネクタイを揃える。

ついでに、高校野球で頑張りました\(*⌒0⌒)♪
アピールしたのだから髪は短めにカット。

まぁ、試験のウォーミングアップだから。

そして、その郵便物は息子予備校登校中にやってきた。
わたしメールを出す。

返信、中見て!
アララ、☆.。.*・゚☆サクラサク☆゚・*.。.☆
「合格してるよ。」メール。

なんだか、呆気ない結末。
ちゃんと、何月何日までに入学金と前期の授業料払ってください。
の、納付書付き。高価だなー。

いえいえ、公正に物事はみなきゃなりません。予備校だって文系私大だってそう学費高いわけじゃない。
県立高校が安かっただけだ。

何を隠そう、わたしは私立の音大出身だもの、音大こそ授業料高かっただろうな。
だが、大学での野球はどうなる?





予備校の日々

2006年4月、息子は予備校生となり日々横浜にある予備校に通った。

わたし急にやることがなくなった(><)と、思いきやとんでもないやることがこの時期はあった。
家の建て直し。

息子が受かった大学に行く。
と、宣言して浪人するのは想定外だったので話を進めてしまっていた。

それなので、一時的に高校により近い場所に転居し、家の建て替えという大仕事に従事はしたが、信じられないくらい息子のこととの関わりはなくなった。

予備校にわたしが講義見学や、施設見物に行く訳もなく、お弁当作りもしなくなった。

息子は毎日関心に予備校に通う。
私服を買いに行くこともあったが当然わたしなんかと同伴しない。

いくら家問題に関心が行っているとはいえ、野球ロスには苦しめられて本当に急にやることがなくなった感じ。

だが、この頃はうちには犬がいた。
この犬については犬物語に述べられているが、犬の散歩は高校に行ったヽ(´ー`)ノ イッチャッタ

そう、犬の散歩にかこつけて懐かしい横浜緑ヶ丘高校のあるときは周りをぐるっと回り、あるときは犬を連れて門の中に入り込んだ。

予備校には部活ないもんな。

来年はどうなっているのか?
大学生になれるのか?

どこかしら受かるだろうが野球部には入るのだろうか?
大学の部活こそ親が面倒みるのだろうか?

それでも季節は巡り夏になる。

また夏の大会が始まる。
わたし、ちゃんと開会式に行きましたよ。ハマスタの近くに住んでて良かった。

息子たちは大学生も予備校生も1番若いOBとして、そしてわたしたちは去年の球児ママとして、夏の大会応援に行きました。

7月12日、場所は秦野球場対戦相手は厚木北高校。
勝ちました。

勝ちましたけど、、。
もう息子は現役じゃない。

ということは、わたしたちも世話をするわけじゃない。

実はこのあと、大学受験は呆気ない結末迎え、わたしは息子の高校野球から派生した生きがいを見つけるのですが、2006年野球ロスと空の巣症候群に苦しめられた幕開けであった。