SPのお葬式をした葬儀社からお知らせが来た(=ΦエΦ=)
秋の合同供養祭がある。と、いうこと。
参加したいところだが、残念なことに暇も金もなし。
なので、SPの塔婆だけを申し込もうかと思っている。
そこで改めて、SPはもういない。
塔婆を作ってもそれじゃSPが喜ぶかっていうと、虹の橋のたもとにいるSPがどう思うかはわからない。
わからないけれど、わたしの気持ちなのだ。
横浜霊園はどうかな?
今年行った感じでは、横浜霊園のペット霊園はなんだかね。つまりは商売けがないのさ。と、言えばそうなのだろうけれど、新たなペット葬儀社に相談してちゃちこの塔婆も作ってもらおうかとも思う。
だが、SP以前猫も犬もみんな横浜霊園に眠っている。またお参りには行くからね。コロやシーラたち。
猫たちの小道とトウヒの巨木
SPがこの界隈の最後の地域猫だった。猫おばさんたち及びわたしの尽力で♀猫の避妊手術の徹底により、今現在の地域猫はドラオのみとなる。
ドラオ飼い猫だったんじゃないの?ですがね。
話は10年ほど前に遡って、今や宅地開発と小道が一般道路となってしまったが、当時は200坪にも及ぶ敷地に赤い屋根の平屋が1軒そして、その奥は秘密基地の竹やぶ、小道を挟んでは木々と雪の下や茗荷の生い茂る前庭が連なっていた。
つまりうちから奥は(その先は盲学校のグラウンド)車が入らない。地域猫にとっては良い環境だったのだ。
今は、その環境は変わった。地域猫はドラオ1匹となったが、それは寄る辺ない猫が少なくなった。ということでいいことなのだ。
そんな竹やぶと草木に囲まれてSP一族が暮らしていた頃は、わたしは近くの保育園で働いていた。保育園から帰ってくると、ボス猫だったカールはじめまだうら若いSPまでもが出迎えてくれた。
その保育園の2階の窓から近所の家のシンボルツリー、トウヒの巨木が夕日に映えてくっきり見えていた。
そのトウヒの木も、どうやら家の持ち主が亡くなったらしく、切り倒されてしまった。
どうも、ドラオはこのトウヒの木の家の猫だったのではないかと思われるのだ。
つまり、もと飼い猫だが、今や地域猫となってしまったのでは?の疑いが持たれるドラオ。
ドラオはとても気がかりなのだが、わたしは日々思い出に苦しめられている。
小道があって、ボス猫カールが率いる一族の猫がいた頃、ちゃちこが元気だった頃。
幸せだった。
みんな虹の橋のふもとで待っててくれるのはわかっているけれど、やっぱり思い出はハートが痛い(>_<)