ジャングル化!あるいは、嗚呼、秘密基地

雨のせいか今日はパタと涼しくなった。わたし、その雨が降り出す前にプクの行方を捜す。

( `・ω・) ウーム…あの猫はどこかの家に居候を決め込んでいるような気がする。いーや、でもアイツは帰ってくる。わたしのカンがそれを教えている。

もっともプク搜索に乗り出すと必ず遭遇するのが、SP。

SP最近の輝く陽光でいくらか色が褪せてきているものの元気でここのテリトリーを離れようとしない。テリトリー移すという英断の挙句、家出状態になった(たぶん)兄ちゃんプクとは違ってなんて利口な猫でしょう。

雨が降りそうだよSP。兄ちゃんの行方は知らないか?

SPもう今朝は朝ごはんは済ませた模様。

何か見つけたか?

更に本降りになる前にSPさっさと車の下に逃げ込む。うちの猫にはなる気はないらしい。それに関しては、、、( `・ω・) ウーム…どこまで強情を張る気なんだい。SPお前だって10歳を過ぎている。猫としてはロートルだ。

ぼちぼち人間に家のやっかいになる気はないのか?

それにここはもう、子鬼の住む小道ではない。魔法はもう消え去った。竹が生い茂っていた秘密基地も、もう野良猫が身を隠して惰眠を貪れるパラダイスではなくなり、ただの宅地開発の成れの果てと、成り果ててしまったのだ。

これが緑の風が吹き抜けていた竹と笹と茗荷と紫陽花が繁茂した秘密基地の成れの果てだ。

そう、もと秘密基地はもうすぐジャングルと化す。今日は雨、明日は晴れて暑くなる。そうすりゃ、夏草は生い茂りまくる。

今年は洋種山ごぼうの生育がいい。夏には立派な樹木とも見紛うような発育をするであろう。そして一見黒い実、潰すと紫になる葡萄みたいなのがたくさん実る。

実ればまた来年たくさんの洋種山ごぼうが生育する。実は草木染めになりそうだが、残念根の方は食べられないそうだ。食べて当たった(クジではない毒( ゚Д゚)<毒毒にだ。)奴がいたそうだ。

( `・ω・) ウーム…また竹が生えて元の秘密基地様に戻らないかな?

盲学校のグラウンド。

盲学校のグラウンドは変わらない。せめてここだけはこのままでいてほしい。この奥に畑があって、そこにすごく太ったプクに似た猫が暮らしている。偽プクは多い。みんな、プク、SPの母さんクロメの子供や孫であろう。

プクよ、早く帰ってこい。そして明日天気になーあれ(^-^)