わたしは犬の散歩をしている。犬は言わずと知れた何年か前までうちの犬であった故犬(U´Д`)ワンワンの駄犬コロ。
在りし日の如く、道端で用を足す。あら、ここんとこさっぱり散歩に出てなかったから用意してなかったわ。だが、手持ちのビニールでなんとか始末をする。
犬は他人のマンションに入り込み平気で通り抜けをする。わたしも犬のやること目くじら立てんなよ。と、ばかりに人の敷地を通り抜ける。
湖に出て、こんなとこに湖なんてあったか?\(◎o◎)/!いーや、夢だものなんでも有りさ。
その広き湖になんと駄犬コロは飛び込む。オノレはレトリバー犬じゃあないだろうが?駄犬は駄犬の分際を心得るのだ。
案の定、レトリバー犬ではないただの駄犬(▽・w・▽)コロは湖で溺れる。わたし土左衛門にしてはならじ!と、犬の首輪を掴んで引き上げ、事なきを得る。
思えば遠くに来たものだ。ここは聞く所によると恵比寿。
駄犬を電車に乗せるわけにもいかないんだから、そんなところまで歩いて来るわけないだろうが( ゚д゚ )夢ですから、、。
その辺で、わたしは夢から覚める。小鳥の啼き声で目覚めたのだ。本物の小鳥たちではない。スマホの目覚ましだ。
ななな、なんであの犬の夢を見たんだろう(?_?)
うーん(。-_-。)犬も成仏してないのか知れない。
思えばこの頃は良かった。゚(゚´Д`゚)゚。
頓死してしまった。ちゃちこのお兄さんカールがいた。通称ブサと呼ばれたカールは名猫でこの界隈のボス猫だった。カール頓死後、よそ猫が入り込みプクがドラオを崖から突き落とし、プクが次のボス猫となるまで混沌は続いた。
秘密基地の地主が業者に竹やぶであった秘密基地を売り飛ばし、宅地造成地となり、道幅を広げるため小道が一人前の自動車道となった。
駄犬の病死、カールの頓死、そしてちゃちこの病死もしくは老衰死。なんだか、わたしの幸せの度合いが段々減っていく。
幸せだった。今だって不幸なわけではないが、最早あの頃の幸せはもう戻ってこない。
なので、次の幸せ探しの旅に出よう。