冬晴れの日

息子が帰ってきた。なのでうちには車がある。
朝はその車でちゃちこの動物病院へ。

やはり車があるといい。
機動力があるし、時間の節約になる。
動物病院通いの甲斐あってメキメキとちゃちこは元気になっている。

昨夜のうちの猫さんたち、左からランプ、ちゃちこ、プク。
猫に囲まれた幸せな冬の夜。

気になるのは本日のSP。
なんだか最近は食欲がないのだ。
どうしたSP、ちゃちこと病院にいくか?
病院はとにかく、あの3匹猫の仲間に入って4匹猫になってもらいたいのだよ。

今日はボツボツ工事終了となったが、何故か打ち捨てられた重機の横で昼寝していたSP。

昼間はいい。冬晴れが続く今日この頃風が冷たくても太陽は暖かい。
だが、夜はまだまだ長い。
辛い冷たい夜が続くはず。

で、わたしが考えたことはSPを捕獲しうちに連れ帰る。
病院はとにかく暖かい家の中と猫仲間たちとの生活にSPを入れてやろう。
思い立ったら行動あるのみ!

わたしは家に取って返し、

これに捕獲したSPを入れて運搬することを画策。
なんといい考えじゃないか!

SPは猫なのでわたしの思惑には気がつかずわたしの手に落ちた。
いい子いい子したスキに抱き上げてペットキャリーの中に入れる。

成功!さぁ、今日からSPよお前はうちの猫だ。
だが、ファスナーを絞めようとしたそのわずかな時間にキャリーから飛び出すSP。
ムムムムム、なんとすばしこい!

まぁ、相手は猫だ。それくらいの芸当はできるであろう。
だがSP猫と人間とどっちが頭がいいと思う。
おのずと勝負はついている。

覚悟じゃ!!SP。

だが、再度捕獲を試みるもSPキャリーバッグのファスナーを締めるその前にするりと逃げ出す。
あのな、SP。わたしはお前がここで野外生活しているよりはせめて冬のあいだだけでも家で暮らしたほうが幸せであろうと考えて強引にでもお前を捕獲しようとしているのだ。

人間であるわたしはSPより頭は良いかもしれないが、身体能力は猫にかなう筈もなく、今日はこの背負子型のからのペットキャリー持ってすごすごと引き上げてきた。
まだまだ、SPとの会話が必要ならしい。


ついでに今日の朝はこの手提げ型のペットキャリーでちゃちこを車で運んだ。

こちらのキャリーはちゃちことランプは入ることが出来る。
だが大猫プクは入りきらない。

明日からわたしの教室も冬季休業に入る。
大晦日以外は晴天が続く。
SPへの説得も続く。