2005年7月21日。
この日で終わる。
残念だけど、大方の予想。
そんなに甘いもんじゃない。
2005年7月21日木曜日横浜スタジアムの試合。
対戦相手光明学園相模原高校、私立のシード校、練習試合に行ったことがある。
シード校の私立がどんなものかわたしだって知らないわけではない。
県立のいくら部活が盛んとはいえ進学校の横浜緑ヶ丘高校はグラウンドすら他の部活とシェアして使っている。
試合見物のスタンドはなくて椅子を並べた保護者観戦者の席はテニス部が練習している端にある。
私立のシード校になれるような高校は野球専用のグラウンドがあってスタンドまである。
部員も多くて、ナイター設備まである。
練習する時間も気合も違う。
野球の上手な子は優先的に入学出来る。
スポーツ推薦というものだ。
そのようなことは息子の高校ナシ。
だから、普通は敵う筈はない。
7月21日が夏の終わりとなるのか?
せっかく横浜スタジアムで試合する夢は叶ったのだ。
もうひとつ、ここで勝つ夢まで叶いますように!
県立の進学校は勝ち進んでも私立のシード校に当たった段階で終わる。
2003年当時のわたしならそんな通説簡単に受け入れて、そうよ。
第4戦まで来られただけで出来すぎだわよ。だってこれだって神奈川32強。
半分近くが、初戦で姿消すんだから
欲張るもんじゃなわ。
だが、2005年夏欲が出てきたのです。
それに高校野球に完璧にハマってしまいました。
第3戦の保土ヶ谷での寒川戦から中2日。
だんだん試合の刻みが細かくなって日程が詰まってくる。
わたしもこのあたりで相当疲れて来たが、息子たちの疲れや重圧はそんなもんじゃないだろう。
勝ち進むのがこれほど大変とは思わなかった(><)
だが!気を取り直して(*≧∀≦*)
最初っから息子たちこそ負ける気でなんかいない。
負ける気で応援だってするんじゃないファイト♪。゜+.o((◕ฺ∀ ◕✿ฺ))o
家からそして学校からも1番近い横浜スタジアム。
とうとうプロの公式戦で使うスタジアムまでたどり着いたんだから、次も勝つんだ。
カーナビすら必要ない横浜スタジアム、吉浜橋のパーキングに車は止める。
学校だってそろそろ夏休み。
通学方面によってはハマスタなんて緑ヶ丘高校の生徒たちは定期で降車できるじゃないか?
きっとみんな応援に来てくれるにちがいない。
そうです。ここでも私立とは違います。全校応援じゃないんです。
7月20日わたしはいつの試合の前日と同じく縁起のいい料理をして何故か(これは初戦の前日に食べて勝ったから)
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ハーゲンダッツのアイスクリームを用意します。
わたしはキャラメルフレーバーが好き、息子は抹茶が好き。
わたしですら興奮と緊張で眠りが浅くなっていたのですが、息子とはDNAを共有しないある種の能力がわたしにはあるのです。
予知夢を見ることが出来る。
この予知夢もちろん何月何日にこのようなことが起こる。
ことが正確に分かるわけじゃなく、毎夜毎夜お告げがあるわけでもない。
模糊としたものですが、当たるときは当たる。
わたしは7月21日の明け方、うちの庭に黄色とピンクの絞りの薔薇が一輪咲く夢を見た。
この夢見は、瑞々しい華やかな花が咲く夢は願いがひとつ叶う。
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こんな薔薇です。
花の名前はピース、ツル薔薇で巨大輪にとても華やか、あまり手をかけなくても咲いてくれる丈夫な品種です。
わたしはこの後、息子の大学入学の記念植樹で植えました。